五島しまあそび

大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)と小浦海水浴場(こうらかいすいよくじょう)

大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)

福江島は九州の最西端に位置する。
その福江島のさらに最西端、玉之浦地区に位置する灯台、大瀬崎灯台を見てきた。

大瀬崎灯台へは福江港から車で1時間弱かかる。
駐車場があるため、そこで降りて1.2キロ遊歩道を歩けば灯台にたどり着ける。
夏は日差しがきつく、高低差も意外とあるためちょっとした運動になる。

大瀬崎灯台を見たいと思ったきっかけは映画『悪人』の舞台になっていたからだ。
この映画は2010年に公開されており、もう11年前になる。
妻夫木聡、深津絵里が主演、岡田将生、満島ひかりなど出演者は豪華。
昔の映画やドラマを見ると、出演者が豪華に感じることが多いのだけど、なんなのだろう。

灯台近くには階段があり、そこのぼっていると、あぁここが深津絵里が走っていたところか、と頭によぎる。
ちなみに、灯台の扉には鍵がかかっており、映画のように中にははいれない。

灯台は切り立った崖に建てられており、打ち寄せる激しい波が目に入る。
1879年(明治12年)に初めて点灯し、1971年(昭和46年)に建て替えら、2009年(平成21年)に電源が太陽電池化されたそうだ。
建て替えられてから50年経った今でも、厳しい自然のなかで堂々としている。

小浦海水浴場(こうらかいすいよくじょう)

大瀬崎灯台から車で10分ほどの場所に小浦海水浴場がある。
海水浴場という名前からかなり広いと勝手に想像していが、実際は小規模で25mプール6、7レーンくらいの大きさが遊泳エリアだ。
水のシャワーは無料で、温水シャワーも有料で用意されている。
1、2組の家族が遊んでいた。
ブイの近くまで行くと足は地面につかないくらいの深さになっており、ブイの近くには岩場がある。
岩場には大量のウニがいる。小魚もいくつかの種類が泳いでおり、なかにはクマノミ(ニモ)がイソギンチャクに隠れている姿も見れた。
砂浜から眺めるよりも、ずっと豊かな海がすぐそばにある。